当たる?当たらない?四柱推命とよく比較される「紫微斗数」とは?

紫微斗数は、中学や台湾では人気のある占術です。
しかし、日本では同じ命術である「四柱推命」が人気で、紫微斗数の知名度はイマイチ高くありません。
「四柱推命と紫微斗数では、どのような違いがあるのか?」
「紫微斗数がどのような悩み事と相性が良いのか?」
紫微斗数の特徴について、初心者にもわかりやすく説明していきたいと思います。

紫微斗数も四柱推命も「命術」の一種

このページで分かる事

紫微斗数と四柱推命は、どちらも「命術」に分類される占術です。
まずは、紫微斗数と四柱推命の違いからみていきましょう。

紫微斗数とは?

紫微斗数とは、中国の陳希夷が始めた占術で、名前の由来となっている紫微星を含む「北極星」を中心にした星々たちから吉凶を鑑定するのが特徴です。
具体的には、「生年月日」「出生時間」「出生場所」のデータを元に「命盤」を作成し、12の宮へ配置される星から、その人が生まれ持った個性や一生の運勢を占います。
紫微斗数は、東洋生まれで、同じ命術である「四柱推命」と比較されることが多いですが、「ハウス(宮)」や「ホロスコープ(天体の配置図)」を使用する点においては、西洋占星術とも似ています。

四柱推命とは?

四柱推命とは、中国の陰陽五行説を基本に、「生年月日」と「出生時間」から命式を作成し、「過去」「現在」「未来」の運勢を占います。
四柱推命の「四柱」とは、「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の4つ。
四柱推命は、占いの中でも「当たる!」と人気が高い占術ですが、出生時間が分らず、「時柱」を無視して「三柱」で占う場合は、占いの精度が落ちてしまうため注意が必要です。

占い師
紫微斗数が「個人の細かい運勢」をみるのに適しているのに対して、四柱推命は「人生の運気の流れ」をみるのに向いているという違いがあります。

紫微斗数と四柱推命はどっちが当たる?

同じ東洋生まれの命術である紫微斗数と四柱推命は、よく比較されることが多いですが、どっちが「当たる!」と断言することはできません。
なぜなら、人生は「先天的な運勢」だけではなく、「後天的な要素」も大きく影響するからです。

後天的な要素って?
占い師
「家庭環境」「経済力」「感情の変化」など、時間と共に変化していく要素のことです。
紫微斗数も四柱推命も、後天的な要素は考慮せず、あくまで「先天的な運勢」しか占うことができないため、後天的な要素の影響が大きい場合は、鑑定結果と大きく異なるケースもあるでしょう。

当たる!紫微斗数と占いの相性が良い悩み事

紫微斗数は、「生年月日」だけではなく、「出生時間」や「出生場所」もしっかり情報を用意することができれば精度の高い鑑定結果が期待できます。
中でも、「当たる!」と評判が良い紫微斗数と相性の良い習い事は以下の通りです。

紫微斗数で当たる悩み事【1】生まれ持った個性や性質

紫微斗数では、個人の生まれ持った「素質」についてよく当たると言われています。
「本当はどんな性格か?」「どのような雰囲気に見られやすいか?」「どんな物事に興味を持ちやすいか?」など、「自分」のことを知りたい時におすすめ。

紫微斗数で当たる悩み事【2】結婚運や恋愛運

紫微斗数では、「あなたが好きになりやすいタイプ」や「陥りやすい恋愛パターン」など、結婚運や恋愛運についても教えてくれます。
婚活や恋愛で「どんな人を選べばいいのかわからない…」と悩んでいる時に参考にしてみましょう。

紫微斗数で当たる悩み事【3】仕事の適性や天職

紫微斗数は、「仕事の適性」や「天職」を判断することができるため、転職や就職を考えている人に向いています。
また、「どんな上司と巡り遭うのか?」や「部下と上手くいく接し方」などもわかるので、職場の人間関係で悩んでいる人にもおすすめです。

紫微斗数で当たる悩み事【4】人間関係

紫微斗数では、「親」「子供」「兄弟」「友人」など、あなたが人生で関わる人たちとの関係も、それぞれのケースごとに細かく判断してくれます。
人間関係が上手くいかない時に参考にしてみると、「自分のどんな性格が関係をこじらせているのか?」問題解決の突破口になることもあるでしょう。

紫微斗数で当たる悩み事【5】健康運

紫微斗数でわかる健康運は、単純に「病気をしやすい体質かどうか」を判断するだけではありません。
「体のどこの部位に用心が必要か?」までわかるため、具体的に予防対策をすることができます。

紫微斗数で当たる悩み事【6】金運・財運・相続運

紫微斗数では、一般的な「金運」の他に、「不動産を含める財運」や「相続運」についても鑑定可能。
親からの財産を相続した場合、「相続したお金を自分の代で維持できるか?」も予測してくれます。

当たらない?!紫微斗数と占いの相性が悪い悩み事

紫微斗数は、個人の事柄を深く丁寧にみていく時には「当たる」と言われていますが、一方で、「あんまり当たらない…」と言われる場合もあります。
紫微斗数は、どんな悩み事だと相性が悪いのか?
紫微斗数が当たらないケースについて、確認しておきましょう。

紫微斗数が当たらない悩み事【1】時期読み

占いの中で、「時期読み」は最も難易度が高いと言われており、紫微斗数だけではなく、どの占術を選んでも、的中率は高くありません。
特に、紫微斗数のような命術は、「人生の運気の流れ」を読むのは得意なので、「○歳までに結婚」「結婚に最適な時期は○年」など、大雑把な時期読みはできますが、「○日後に相手から連絡が来る」「○週間以内に相手から告白される」など、近未来の時期読みをするのは苦手です。
紫微斗数には、あまり具体的な時期読みを期待しない方が良いでしょう。

紫微斗数で当たらない悩み事【2】相手の気持ち

紫微斗数は基本的に「先天的な運勢」をみるため、後天的要素の影響を受けやすい「人の気持ち」を読み解くのは不得意です。
そのため、「どんな相手が自分にピッタリか?」という恋愛相談には対応できますが、「連絡をくれない今の恋人の気持ちを教えて欲しい」という悩み相談に対しては、的確なアドバイスができない場合もあります。

占い師
「近未来の時期読み」や「人の気持ち」は、ト術に分類される「タロット」や「ルーン占い」などの方が向いています。

どうして紫微斗数は当たらないと言われるのか?

紫微斗数は「よく当たる!」という人がいる一方で、「あんまり当たらない…」という意見もネットではよく見かけます。
紫微斗数が当たらないと言われてしまうのはなぜなのか。
2つの問題点をご紹介します。

【1】紫微斗数に詳しい占い師が少ないから

まず、紫微斗数が当たらないのは、「占い師の質」に問題があると考えられます。
紫微斗数は、中国や台湾では対応できる占い師が沢山いますが、日本では紫微斗数に対応できる占い師の数が、極めて少ない状態です。
どこの占いの館や電話占いでも、「四柱推命」や「タロット」などの占術を持つ鑑定士は簡単に見つかりますが、「紫微斗数」に対応している占い師はなかなか見つけられません。
そのため、経験も知識も豊富な質の高い紫微斗数の占い師が少ないことが、「当たらない」と言われてしまう原因の一つになっている可能性があります。

占い師
紫微斗数は「流派」によっても独自の解釈があるため、占い師によって鑑定結果がぶれやすいのも、「当たらない」と感じる一因になるかもしれません。

【2】紫微斗数は感情による変化は予測できないから

紫微斗数は、あくまで「生まれ持った運勢」を読み解く占術で、後天的な要素を考慮した「現状に即した占いができない」のが難点です。
そのため、後天的な要素の影響を色濃く受けた人は、先天的な運勢とはかけ離れた道を進むこともあるので、結果的に紫微斗数の占いが「当たらない」と感じる場合があります。

紫微斗数で占ってもらう時の注意点

紫微斗数で占ってもらう場合、注意をしてほしいポイントが3つあります。
これから紫微斗数で鑑定してもらおうと思っている人は、事前に確認しておきましょう。

紫微斗数に対応できる占い師を見つけるのが難しい

紫微斗数で占ってもらう時に、最初の難題になるのが、「占い師がなかなか見つからない!」という点です。
四柱推命に対応している占い師は山ほどいますが、紫微斗数に対応している占い師は少数。
その数少ない紫微斗数の占い師の中から、自分のお気に入りを探し出すのは、想像以上に困難です。
「紫微斗数ができれば誰でもいい!」というわけではなく、やはり占い師のオーラや人相から、「この人!」と納得できる人じゃないと、依頼をしたくありませんよね。

占い師
占い利用者の多くは、「他人には話せない悩み」を相談することが多いので、悩み事を打ち明けても良いと思えるかどうかが、占い師選びでは重要なポイント。
住んでいる場所によっては、近所に気に入った紫微斗数の占い師を見つけることができない場合もあります。
その場合は、「電話占い」や「出張鑑定」も検討して、選択肢を広げましょう。

紫微斗数は命盤を作成するので鑑定に時間がかかる

紫微斗数は、生年月日のデータを元にした「命盤」を作成したり、カウンセリングのように、個人の一つ一つの運気について詳しくみていく占いのため、鑑定に時間がかかるという特徴があります。
そのため、「1分ごと」の料金設定になっている電話占いの場合は、紫微斗数は鑑定料金が高額になりやすいため注意が必要です。

紫微斗数の鑑定時間って、どのくらいかかるの?
占い師
紫微斗数の場合、対面の場合は「60分」もしくは「90分」単位での鑑定が主流です。
鑑定料金を安く済ませたいあまり、占い師を無理に急かすと、相手を怒らせたり、鑑定拒否をされる場合もあるため、紫微斗数で占って欲しい時には、長時間になることを覚悟して、経済的にも時間的にも余裕を持って準備しましょう。

紫微斗数は情報を提供しないと精確な占いができない

紫微斗数では、占いをする時に準備をしないといけないことが3つあります。
それは、「生年月日」「出生時間」「出生場所」の確認です。
四柱推命では、「生年月日」と「出生時間」だけでも鑑定できますが、紫微斗数の場合は、「出生場所」も重要になります。
どれか一つでもデータに間違いがあると、精確な鑑定が出来なくなってしまうので気をつけましょう。
紫微斗数で鑑定してもらう前に、「母子手帳」をしっかりチェックしておくと安心です。
母子手帳がなく、出生時間が分らないという場合には、「法務局」に保存されている出生届で確認するという手段もあります。
ただし、法務局にある出生届は保存期間が「27年間」とされているので、それ以上経過してしまった場合は、法務局でも出生時間を確認することができなってしまうので要注意。

母子手帳でも法務局でも出生時間がわからなかった場合は?
占い師
親族や生まれた病院に聞いてみるという方法もあるけど、どうしてもわからない場合は占い師に事前に相談しておきましょう。
出生時間がわからなくても占ってもらえるの?
占い師
占いの精度は落ちるけど、鑑定は可能です。経験が豊富な占い師の場合、「人相」や「話の断片」から「合致する命盤」を見つけ出すことができます。

紫微斗数の占いを上手に生かせるタイプは?

これまで紫微斗数の特徴について色々とご紹介してきましたが、紫微斗数には向き・不向きがあります。
以下のタイプなら相性が良いので、是非、紫微斗数に挑戦してみましょう。

「自分」とじっくり向き合いたい人

紫微斗数は、「自分のこと」をよく知りたいと考えている人に最適な占術です。
占いは、自己を見つめ直すきっかけとなりますので、自分の将来とじっくり向き合いたい人が利用するのに向いています。
特に、「就職・転職」で悩んでいる人には、紫微斗数はおすすめです。
生まれ持った才能から、「天職」を導いてくれるので、これまであまり興味を持たなかった仕事も、いざ挑戦してみたら、「自分にはピッタリだった!」というケースもあります。
自分では知らなかった才能に気付かせてくれるのが紫微斗数の良い点です。
「やりたいことが見つからない」
「自分の良さがわからない」
そんな時ほど、紫微斗数で自分の良さを再確認することで、新たな道が見えてくる可能性があります。
また、紫微斗数はコミュニケーションの取り方についても参考になるアドバイスが多いため、「どうしても苦手な人がいる」「なんとかして上司と上手く付き合っていきたい」など、人間関係で悩みを抱えている人にも合っています。

紫微斗数の占いが向かないタイプは?

紫微斗数が「当たらない」と感じる人には、共通点があります。
以下に当てはまるタイプは、紫微斗数ではない占術を選択することをおすすめします。

自分よりも「他人の気持ち」を気にしている人

紫微斗数の占いが向いていないタイプは、ズバリ「他人の気持ち」を気にしている人です。
紫微斗数は、「先天性の運気」や「自分を知るための占い」という要素が強く、「移り変わりが激しい事象」や「他者の気持ち」については不得意なところがあります。
恋愛相談では定番の悩み事である「相手の気持ちが知りたい」という内容についても、紫微斗数では対応するのが難しくおすすめできません。
もしも、「これは紫微斗数で解決できる内容なのか?」と疑問に感じた時には、その質問内容が「自分に向けられたもの」か「他人に向けられたもの」なのか、よく考えると見分けやすくなります。

占い師
例えば、「自分がはまりやすい恋愛パターン」なら、自分に向けられた内容なので、紫微斗数で鑑定OK。でも、「相手の心変わりが心配…」という場合は、相手に向けられた内容なので、紫微斗数には不向きと判断できます。
そのため、相談内容がいつも相手の気持ちばかりという人は、紫微斗数とはご縁がないかもしれません。

自分を大切にしている人に紫微斗数はおすすめ

紫微斗数は、後天的な要素を除外し、「先天的な生まれ持った運勢」を読み解くのに適した占術です。
個人の細かい運勢を深堀りするのに向いている一方で、移り変わりの激しい「人の気持ち」を占うのは苦手という特徴もあります。
紫微斗数は、特徴をよく知り的確に利用すれば、開運に役立ちますが、相談内容によっては問題の解決にならない場合もあるため、扱いが難しい占術です。
紫微斗数で鑑定してもらう場合は、命盤の作成や鑑定結果の解説に時間がかかるため、60分~90分程度の相談時間と鑑定料金を確保しておく必要があります。