あの有名な映画の撮影地にまさかの呪いが!?地元の霊能者に聞いた怖い話

これはとある有名な映画の撮影地に伝わる話です。
その年の映画賞を総なめにし、今でも名作といわれる作品でその作品の撮影地には実は怖い話がありました。
今回はその話を地元の霊能者の方にそっとお伺いすることに成功しました。

花江さん(仮名)に地元でのあれこれをお伺いしました。

こんにちは、お久しぶりです

花江さん

こんにちは。こっちに帰ってきてる時に顔出してくれるのはうれしいねえ

撮影地の話を聞いて、花江さんだったら知ってるかな~って思って

花江さん

まあ、お茶でもどう?あがっていって。

はい ありがとうございます

花江さん

あそこは昔からねえ、よくない土地なのよ。だから何であんなところで映画の撮影なんかするのかって気持ちだったのよねえあの時。
あなたのお父さんも言ってたでしょ?

ですね。父も祖母から“あの土地の事は遊ぶな。さらわれるから”って小さい時から言われてたってテレビで映画を放送したときに言ってましたね。その時にさらっと何があったのかは話してくれたんですが

花江さん

こっちにあなたが一人で住んでた時にも言われたでしょ?

ですねえ……半年ですがこっちに住んだ時に、17時過ぎたらあの辺に近づかないほうがいいって花江さんもですけど、こっち側の区域の人たちからあいさつ行ったり荷物運び手伝ったりした時に結構言われましたね

花江さん

あなたこっちのおじいちゃんたちの農作業とかかなり手伝ってたもの。だからみんなあの家の娘さんはあの土地に近づけちゃだめだってなってね

いやー……時間はあったし、体も動かせるし、おじいちゃんたちの話面白いしおばあちゃんたちのごはんおいしいっていうのが……

花江さん

で、その時に私もあなたの家に近いからあの家の子を花江も守ってほしいって言われてね。そんなに大したことはできないけども、変なものが寄ってこないくらいにはできるからね

父も何かあったら花江が隣だから花江のところに行けってはいってましたね

花江さん

それだけね、この辺からは少し離れていても高校とかに通う子はあの土地の前を自転車で通ることになるからね。帰りは道をずらしたり変えたりして帰宅してるから。それくらいあの土地の周りでは人さらいが多かったのよ

その話を少し、お伺いしたくて

花江さんの言うあの土地という場所は映画の撮影地であり、一見するととてもいい響きの名前の土地になっています。
ですが、言葉というものは不思議なものでおなじ読みで異なる意味の漢字をあてることができます。その土地の名前も同じであり、「愛」を「哀」に変えるといった具合に全く違う悪い意味になる土地になります。

花江さん

なんで人さらいが起きるかは聞いてる?

さらっとですね。なんか、近親婚が多くてその血を薄めるため~とは聞いた感じなんですが

花江さん

概ねそれで合ってるわね。でもねえ、その濃すぎる血というものに気づくのも遅すぎたのよ。元々この辺りは開拓地区であり、すごく貧しい人たちが生きていく手段を求めてやってきた土地なのよ。その中であの土地だけは私たちがここに来る前から近親婚を繰り返し、血が濃くなっていたのよ。そして、その血を薄めるためには他から血を入れるしかないとなり、開拓地区の子供を狙いだした。この辺りは子供も兄弟が多く、一人さらっても大丈夫だろうという考えもあったのかもしれないわね

迷惑極まりない考えですね

花江さん

少なくとも百年以上はそういった近親婚を繰り返しているのよね。なので一度や二度の交配では効果が思うように出てこない。男の子も女の子も等しくさらわれることが戦後も多くて、このあたりでも自警団を作ったりしたのよ。そして開拓地区は結構大きな範囲だから子供たちも複数の地区からさらうことで注意を分散させることができる

たしかに。ここもですけども結構な範囲が開拓地区ですからねえ……冬になれば豪雪ですし、雪害や事故で引っ越してきたばかりの人が事故にあったり、行方不明になっても違和感は確かに薄いっちゃ薄いけども……うーん……

花江さん

明治期とかは旅の人とかを泊めてそのまま監禁してたみたいな話もあるし、あの辺には大量の子供の霊がいるのよね

やっぱり、長生きできないからですかね?

花江さん

それもあるけれども、その多くが生まれてすぐに死ぬことになってしまった子供ね。見てわかるほどの異常を抱えてしまって生まれてくる子があまりにも増えすぎた。そうなってから人さらいは増えて行ったのよ

倫理観を捨てるとして、遺伝子だけで見ても何世代もかかりますよね

花江さん

一つの家だけではなく、その集落の多くから要望されるのよ。悲惨なのは男性よりもさらわれた女性だったわね。何度も出産させられて体が壊れてしまうまで生み続ける。それでも、いわゆる普通の子供が生まれてくるのは本当に少なくてね。わかっていてもその集落の人は女性の腹が悪いと言い出し、暴行をしたりもしてね。そういう女性の霊もいるからあの辺は私も通りたくないのよね。買い物に行くときには車であの前を通るのが近いんだけれども、どうしても気持ちはすぐれないから少し遠くても向こう(反対側
に通じる道を指しながら)を通って買い物に行ってしまうのよね。あなたがこっちにいた時にスーパーで買う重いものは、パソコンのネットで買えるようにしてくれたからこの辺の私くらいの年齢の人間はすごく助かってるわ。買い物もあの場所の前を通りたくないときはパソコンでできるようにしてもらったから

こっちにいた時は私もお店の開いてる時間に買い物に行けないのでネットスーパーや通販使ってたんですよね。それで買い物はどうしてるって聞かれて、この辺のお家のパソコンの設定とかをしたというか……

花江さん

いくら車でもね、やっぱりこの辺に住んでればあの地区の前は取りたくないしねえ。ありがたいわよ。東京とか、京都とかのお菓子とかも買えるし

私は気をつけろと言われたくらいだったんでそこまで深くは考えずに、夕方はあの辺は森がうっそうとしてたから近寄らないようにはしてました

花江さん

無念で死んだ霊もいっぱいいるから、少し勘のいい人は嫌な気持ちになるはずよ。それでよけてる子は今でも少なくはないわねえ

でも、ぱっと見すごくおめでたい文字に見えますよね。いい名前の土地で素敵な響きなので、父が心底嫌そうに映画を見た時に言ったのがなかなか信じられなくて

花江さん

締めるという文字をあえて祝詞のようにしたのよ。元々の文字はこっちの〆る、つまり子供を〆ることなの。それを子供のお祝いの文字をかぶせてごまかそうとしたんだけども、よりによってそんな文字を当てれば無念で亡くなった人たちや子供がおとなしくできるはずがないのよ……だから、まだあの土地ではそういう忌み子が生まれる。昔は忌み子はまじないしや霊媒師が贄としてもらうこともあったけれども今の世ではそんなこともないし、江戸末期や明治であってもそれは禁忌には変わらないからねえ……あまりにも閉鎖的すぎるのもよくない結果になるというかね。まあ、この話を知っていればあの土地には積極的にかかわろうとは思わないしましてや映画の撮影というのものねえ……

風景は確かにきれいだとは思います。田んぼや空港につながる畑の綺麗さ、水路の綺麗さは開拓に対しての整備だと思いますし

花江さん

でもここでの撮影はそんなに長期ではなかったのと、夜のシーンは全くなかったのよね。田舎の風景を撮り終わったら違うところに移動したし(県内の別の場所の山間部に移動して撮影は続きました)

そうなんですよね。県内を移動しての撮影で

花江さん

テーマも御葬式の映画だから、何かしら少しそういう陰鬱なものを入れながらの田舎の風景が欲しかったのかもしれないけども……あまりいい土地ではないからねえ

何かしらの霊的な現象も欲しかったんですかね?

花江さん

だとしても、一応ここは霊山のおひざ元にもなってるからねえ……誰があの場所を推薦したのかが気にはなるけども私たちには知ることができない部分だからねえ

聞くほどに怖い話ですよね……私は割と因習や奇習とかが好きで調べたりはするんですが……でもそういういわくつきの土地に向かいたいとかはないんですよね

花江さん

それでいいのよ。気になって調べても何か嫌だと思ったらいかない。そういうのは大事なのよ

なので、こっちに住んでいた時もあの辺は通らないように、時に17時過ぎは~って言われたのは何となく守っていたというか……

花江さん

5時も過ぎれば暗くなるし、あの辺少し引っ込んでいるから誰かがいても見えにくいのよ。だからねえ……

今でも花江さんの住む開拓地区ではその土地に対しての警戒を解いてはいません。
17時になればサイレンで子供たちに帰宅を促し、冬季はその時間を早めて案内するようになっています。
これは開拓地区の人たちの自衛であったと考えてもいいでしょう。

花江さんのおうちからみえる畑も、田んぼも平野もきれいですよねえ

花江さん

その分厳しい土地ではあるけれども、夏は少しだけ涼しくて風も気持ちいいのよね。この辺りは開拓地区の子供達の結婚も多くあったけども、そういう子供が生まれてくるとかはなかったわねえ

そういえば何かあの土地に対するきっかけとかはあったんですか?

花江さん

ここは、霊山に向かう通り道だからね。霊能的なものを鍛えたい人や修験者とかがこの辺りの人に泊めてもらったりした時に、あの土地には何かあるってみんな口をそろえたとかは聞いた事はあるわねえ。私はここにはお嫁に来たほうなんだけども、嫁いできた時は、健康な子供が埋める体の嫁は、たとえどこかの嫁であれ連れ去られるから近づいちゃダメってお姑さんに言われたわねえ……未婚や未出産の女性も狙われたけれども、健康に子供が埋める経産婦も狙われやすかったみたいね

聞くだけでも怖いというか、女性であるだけでも危ないというか

花江さん

いわゆる障害を持ってる人の相手とかもさせられたりしてたみたいねえ、妊娠中は。古い話でよく聞いていた座敷牢に閉じ込められたりするような問題のある子供がそこそこの数で自由に生活しているって考えると怖いわねえ

この時代でもそんな話を聞くことがあるんですねえ

花江さん

昭和の発展していく中で取り残された感じはあったわね。ここらの開拓地区だって平成に入って大合併で大きなものになったけども、あの土地だけはいまだに歓迎されないし近隣からのお嫁さんやお婿さんは来ない。本当に少ない確率で生まれた正常な子……というのは言い方が悪いのかしらね。そういう子は県外の大学に出してしまって帰ってこないようにさせる家も多くなったわ。そうやって外でお嫁さんやお婿さんを見付けてこっちに帰ってこないようにさせる家も増えてきた。ようやくこの土地自体がもう駄目なんだという考えを持つ人たちが増えてきたのはあるのよね。あとどれくらいの時間がかかるのかはわからないけども。まだあの土地には無縁仏のお墓もあれば霊もいる。見たくない状態の姿で訴えてくるんだもの……霊山に向かう人にとっては一種の鬼門であり、忌み地よね。もっとも……同じような土地の名前を変えてしまってる土地はたくさんあるんだろうけども……身近にあるととても嫌な気持ちにはなるわね

花江さんのように霊能力がある人にはつらいですよね

花江さん

私がお嫁に来た時に聞いた話だと、あの土地に乗り込んでいった村の人たちが見たのはとても痛ましい姿の妊婦さんだったというものだったわねえ……連れて帰っても長くは生きられないのが分ってしまうほどだったみたいにね。妊娠したら当時は簡単に逃げることもできなかったのはわかるからねえ。だから余計になんでこんな場所で撮影を?って地元はなってしまったのよね

田舎の風景で理想的だった、みたいなのは聞いたような気はしますが……昼でも静かな夏のお昼を感じることができるのはなかなか珍しいですよね。本当にゲームや本の中で見た田舎の夏の風景や風の音、午後の日差しとかを実体験できたのは同じ県内の私でも驚いたというか

花江さん

まあ、女優さんとかにも何もなくてよかったけども、勘のいい人とかはあの土地にいるだけでもいろんなものを連れて帰ってしまうからね。近寄らないほうがいいのよ。もしそうなった場合には霊山にちょっと立ち寄って落としてから帰る感じになるからね

確かに車ならほぼ目の前ですからね

花江さん

あの土地の中にそういう善くない存在を抑え込んでいるのも霊山の力なんじゃないかって思うのよね。この時代になっても今だに修行に行く人が後を絶たない。さすがに私は山頂の修行場に行きたいとは思わないけども……あなたは確かいったことあるのよね?

山頂の御神体のほうですか?1回だけですね~行くまでも結構きつかったので

花江さん

あの山頂は一回でも行っておけばご利益はあるから大丈夫よ。私も数えるほどしか行ったことがないわ

今日もあの土地の前は通らないようにしないとですね。一応一泊はしていくよていではありますけども

花江さん

無理に帰るよりも時間が大丈夫なら泊っていった方がいいわよ。夜ご飯もなんだったらうちで食べて行けばいいから

わあ、それはすごく嬉しいので遠慮なく夕方にまた来ます

花江さん

この辺に新規に引っ越してくる人は少ないけども、今住んでいる人たちはある程度の年ならこの話は知ってるものだからね。なので女の子は県外の学校に出すお家も多かったし

父も、父の姉たちもみんな離れちゃいましたからねえ。家はありますけども、ここに来るまでに3時間弱かかりますし

花江さん

ここらは修験者の人や霊山、私みたいのが少しだけ場を張ってるけども……まあそれもどこまで持つって言われたらねえ。場を維持させるためのものは子供の気とかもあるから、今後は緩やかに綻んでいくだろうけども何とか維持できるとは思うのよ。そうしてあの土地の悪いものが時間をかけて消えていくのを待つしかないのよね

時代が生んだ悲しいことなんでしょうかねえ……

花江さん

わかっていて近親婚を続けていた報いかしらねえ。人の業と我がままで土地そのものを腐らせる。今の時代に新しく生まれることはなくとも、自分の知らない祖先の呪いを引き継いで負の遺産にすることになる。しかもそれは時間しか解決できない。霊能者であってもどうにもできない呪いを背負っていく世代は生まれ続けるのは嫌なものよね

そうですねえ……自分にどうでも出来ないことは嫌ですねえ……

花江さん

このへんは不思議な話を知ってる人が結構いるから、こっちに来た時にはまた顔を出してもらえれば呼んで話を聞けるようにしてあげるから

はい、ぜひお願いします~