“潜在意識の奥深くを解き明かす”Ulla先生の特別対談

タロットと西洋占星術を用いて相談者を心地よい人生へ導くUlla先生は、鑑定スタイルが丁寧で的確な鑑定であると評判です。

遠く異国の地からチャットやメールで活動中とのことですが、これまでのご経験や最近のご活躍についてお尋ねいたしました。

では先生、自己紹介をお願いします。
Ulla(うら)と申します。
現在チャット鑑定をメインに、メールや電話鑑定も行っています。

鑑定スタイルはお客様の気になることをお聞きし、対話しながら進める感じですね。

鑑定後のご感想では「丁寧で的確」とよく言って頂きます。

得意な占術を教えてください。
得意な占術はタロットです。
タロットでは見づらいご本人の資質や、基本相性などを西洋占星術で占っています。

あまり自覚はないのですが、小さい頃から感受性が強いと周りから言われ続けているんですよ。
そのせいか、タロットを展開すると情景やイメージが浮かんでくるので、使いやすいです。

お客様が発するエネルギーとタロットから来るメッセージを読み取りながら、鑑定していますね。

このお仕事をはじめたきっかけは何ですか?
6年前に結婚を機にヨーロッパへ移住したのですが、そこで自分を見失ったことがきっかけです。
周囲に家族も友人もおらず、言語も通じずゼロベースで人生を作っていかなければならず大変でした。

特に仕事に関してはかなり悩み、何が自分に適しているんだろうと葛藤する日々が続きました。

そんな日々を送る中で、「自分で考えてもわからないなら、占ってもらおう!」と思いついて。
もともと占いに興味がないタイプだったのですが、「人生が拓けるヒントがもらえるなら」と一念発起して占ってもらいました。

そのときに
「占い師に向いている。特にタロットが適しています」
と言われまして。

自分では半信半疑だったのですが、じゃあ試しにやってみようかなと思いました。そこから今に至ります。

ヨーロッパへ移住とのことですが、日本人以外の、現地の方を占うこともあるんでしょうか?
数は少ないですが、占ったことはあります。
外国語を使っての鑑定は、かなり手こずりました!

でもタロットを見せると、現地の方もその神秘的な絵柄に引き込まれるみたいで。すごく真剣に耳を傾けてくれましたね。

後日連絡をもらって、「あのとき占ってもらったことが実際にはこうなったよ」とご報告頂きました。

今は日本の方をメインに占っていますが、いつか現地のイベントなどに参加して占えたらいいなと思っています。

得意な相談内容は何ですか?
主に仕事や恋愛のご相談を鑑定しますが、人の気持ちやお客様自身の気持ちを見ることが得意です。

気になる人の気持ちはもちろん、お客様が特定の事柄について(例えば仕事内容など)どう感じているかも見ることができますよ。

まだ本人も自覚していない潜在意識まで探っていくので、
「自分では気づいていなかったけど、そうかもしれない」
と感じるお客様は多いようです。

その上で、未来がどんな感じで進んでいくのかを占っていきます。

印象に残っている鑑定エピソードは何ですか?
「気になる人の気持ちを見てほしい」と言われて、お相手とご本人の気持ちを両方鑑定しました。
そうしたら、お相手の気持ちはご本人への好感度が高く、自然体でいい感じだったんですね。
でも、ご本人の気持ちはとてもエネルギーが内向きで、すごく自信がなさそうな結果が出ました。

気になる人からの好感度は高いのに、なぜこんなに本人のエネルギーが内向きなんだろう…?
そこにすごく違和感があり、ご本人にその旨をお伝えしました。
するとお客様が「実は…」と言いにくそうに、「気になる人とは別に長年のパートナーがいるんです」と教えてくださいました。
「パートナーがいるのに、ほかの異性にこんな気持ちを持つのはよくないな」という罪悪感があったそうです。

その他のエピソードとしては、仕事のプレゼンが上手くいくかどうかを相談に来られた方が印象的でした。
鑑定したところ、プレゼンは上手くいくと出たんですね。
そこからさらに未来を占うと本人が今の仕事に満足して、部署移動や転職する様子が見えました。
それをお伝えしたら、お客様は驚かれていたのですが、数か月後に再びご連絡をくださって。
「実は鑑定結果で教えてもらった時期に部署移動することになりそうで」
とご報告頂きました。

どちらも、タロットの不思議な力を感じたエピソードです。

鑑定のときに心がけていることは何ですか?
自分の意見を押し付けないことです。
お客様の未来を選択するのはお客様自身で、こちらはあくまでアドバイザー。

お客様に自分を信頼して、歩んでいって頂けるようにサポートすることを心がけています。

尊敬する占い師さんを教えてください。
かげした真由子先生です。

鑑定に自然さがあって、こちらがハッとして心が洗われるような言葉を投げかけてくれるところがすてきだなと思います。

私は先生の動画講座でタロット占いを学びました。
以前は占いをよく知らないのに「占い師=怪しい」と思う部分があったのですが、講座を受けてそのイメージが払しょくされました。

かげした先生は「占い=予言」ではなく、「未来は変えられる」というコンセプトを提示していらっしゃいます。
「こんな占い方もあるんだ!」と目から鱗が落ちましたし、このコンセプトを意識しながら鑑定しています。

占い初心者は「未来を予言してほしい」という期待が多いかなって思ったのですが、相談者にはどのような気持ちで鑑定に臨んでほしいですか?
未来を予言してほしい気持ち、ありますよね。

占いは未来を予測するので、予言めいた部分があることは確かです。

ただ、それはあくまで未来の「可能性」を見ているんですね。

例えばスポーツの大会で良い成績を出せるかどうかを占い、「良い成績が出せる」という結果が出たとします。
でも鑑定後に相談者が「良い結果が出るならもう練習しなくていいや」と、大会当日まで遊んでばかりいたらどうでしょう?

おそらく良い結果には繋がりませんよね。

これは極端な例ですが、たとえ占いで未来を予言したとしても、本人が実際に動かなければ(意識しなければ)当たらないんです。

私は占いを予言というより、相談者の可能性を広げるツールと捉えています。

占い師に「結婚できますよ」と言われたら、「その人には結婚できる可能性がある」ということ。
占いで出た可能性を現実化するために動くのはお客様です。

ですので、「まだ知らない自分の可能性を見つけてもらおう。その未来の可能性がいいなと感じるものだったら、そっちに向かって行動しよう」という気持ちで鑑定に臨んで頂くといいかなと思います。

どのような相談者が多いですか?
職場の人間関係や恋愛で悩むお客様が多いですね。
自分で考えても答えが見つからなくて、ぐるぐる悩みのループにはまっている方とか。

でもそれって悪いことではなくて、ある意味当たり前なんです。
自分以外のことはよく見えても、自分のことは見えにくい。

私も悩むと頭の中がぐるぐるしてしまうので、よくわかります。

良くない鑑定結果が出た場合、相談者にどのようにお伝えしていますか?
良くない結果でもお伝えしますが、伝え方は大切ですよね。
お客様がなるべく受け取りやすいようにお伝えしています。

例えば良くない結果+どうしていけば良いか、今後を良くしていく方法をセットで伝えるとか。
また、良くない結果であっても、ちゃんと意味があって起こる場合もあります。

起こった後で振り返ってみると「あのとき、これが起こったおかげで今がある」と感じることもあると思うんです。

私もヨーロッパ移住した当初は悩みに悩みましたが、それがなければ占いと出会っていません。
今はあの悩ましい時期も意味があったのだなと感じています。

ですので、より大きい視点で今起こっている物事を捉えられるようにお伝えしますね。

相談者から頂いた嬉しいお言葉はありますか?
鑑定後に
「いろいろ自分のやりたいことが見えてきて新しい一歩が踏み出せました」
と言われると、占ってよかったなと思います。

ほかには鑑定結果を参考に実践したものの、上手くいかなかったお客様が再び鑑定に来てくださったことがありました。
そして、「辛かったけど、先生にお話しして心に温かさが戻ってきました」と仰ったんですね。

辛いながらも前向きに進んでいこうとする姿を見てじーんと来ました。

鑑定結果をご参考頂いたのに上手くいかず申し訳なかったですが、お客様のこれからを応援したい気持ちでいっぱいになりました。

最後に読者にメッセージをお願いします。
占いで見えた未来は、あくまでその時点で一番引き寄せやすい未来です。

その未来がすべてではないのでご安心ください。
ご自身が受け取りたくない結果が出た場合は、本当はどういう未来を歩んでいきたいのかを一緒に考え、望む未来に向かえるようにお手伝いさせて頂きます。

自分が心地よいと思える人生を歩んでいきましょう!

Ulla先生、今日はどうもありがとうございました!

もっと先生のことを知りたいあなたは、こちらからメッセージを送ってみてください♪

先生のホームページはこちら